焚き火でやけど

子供はケガに遭いやすい

息子が2歳の冬の頃でした。父と一緒に焚き火をしていて、少し離れた椅子に座らされていました。きっとふざけていたんだと思います。椅子から前に落ちてしまったそうです。父が慌てて抱きかかえ、家に入ってきました。

息子はすごく泣いていて、何を聞いても泣いているだけでした。椅子から落ちたぐらいではこんなに泣かない、おかしいと思いました。父に聞くと、「前に手をついた」と言いました。火の中に落ちたわけではないですが、手のひらをみると水ぶくれができていました。

父も真冬だというのに冷や汗でべっしょりでした。私は、車に乗せて近くの病院まで行きました。幸い、そこまで大きなやけどにはならず、薬をぬってガーゼをあてて包帯を巻いてもらいました。顔でなくて良かったと思いました。

大きなやけどではなくても、手のひらなので思うように遊具を持って遊ぶこともできず、しょっちゅう「痛い」と言って泣いていました。薬をぬりたくてもなかなかぬらせてくれず、寝ているときに薬をぬって、ガーゼをとりかえたり、自分で薬をぬったりしていました。

一番困ったのがお風呂でした。お湯はぬるめにしましたが、手を上にあげたまま入り、ちょっとでもお湯がかかると泣き叫んでいました。

一体いつまで治るまでかかるんだろうと思っていましたが、やけどを忘れて友達と遊びまわっているのを見て、もう痛みはないんだなぁと思いました。いつまでも包帯してるからだめなんやわと思い、簡易なものにかえました。

はじめは怖がって「包帯まいて!」と怒っていましたが、遊びやすいことがわかるとガーゼもとって遊ぶようになっていました。その後、どんどん良くなり、すぐにやけどのあともなくなりました。2歳でしたが、今でも鮮明に覚えているようで、火には全く近づかないし、火をみるたびに「やけどして痛かったなぁ。」と言っています。